『問診ナビ®』は陰性情報も聴取できます

 症状のアセスメントには、「○○がある」という陽性情報だけでなく、「○○はなかった」という陰性情報も重要です。『問診ナビ®』を患者もしくは患者の家族、あるいは看護士や薬剤師など医師以外の医療従事者が使うことで、多忙な医師に対して要点を押さえた情報伝達ができます。

 下の図は医療従事者向けの『問診ナビ®』で、主訴から「胸痛」を選んだ時の質問と解答を一覧したものです。
 発症時の状況、増悪傾向かどうか、症状のひどさ、部位、時間経過などに続き、最後に[Q]次の症状はありますか?という質問で、呼吸困難、立ちくらみ、冷汗、動悸の有無を聞いています。

随伴症状として立ちくらみと冷汗がある場合

 この質問に、「立ちくらみ」と「冷汗」を解答すると、医師にとっては循環不全を疑う(注:問診ナビは診断ツールではありませんので、患者に対して病名の可能性を提示することはありません)という情報になり、同時にred flagが立ちますので、早急に受診を勧める結果が表示されます。

胸痛に立ちくらみと冷汗がある場合、早急な受診を勧める

 医師に伝えるための『問診ナビ® 』 結果出力では、「立ちくらみあり」「冷汗あり」と明示されており、このまま電子カルテに貼り込めるレベルの問診結果となっていることが確認頂けます。

随伴症状に「特に無し」を選択した場合

一方、同じ質問に「特に無し」と解答した場合を見てみます。

随伴症状が特に無い場合

 この問診の場合では結果にred flagが立たず、夜間や休日であれば救急車を呼ぶほどではなく、明日まで様子をみてから受診すべきというyellow flagの結果になります。

胸痛に立ちくらみと冷汗が無い場合は、救急車を呼ぶ程ではない

 この情報を医師に伝える場合、問診結果に「呼吸困難無し」「立ちくらみ無し」「冷汗なし」「動悸なし」という陰性情報が含まれます。
 医師に伝える問診結果に陰性情報が加わることで、より正確なアセスメントが可能になります。
 陰性情報も含めて聴取できるのは『問診ナビ®』の優れた特徴の一つです。

質問の根拠と解答の意味をその場で学べる学習機能

 医療従事者向けの『問診ナビ®』には、学習機能が搭載されたバージョンもあります。

 学習機能の搭載された『 問診ナビ ®』を用いると、その場で根拠を確認することができ、看護士や介護士、薬剤師など医療に関わる職種の方の、アセスメント能力向上も期待できます。

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